元々はクリス・ヴァン・オールズバーグの絵本が原作の作品。ジュマンジの続編としてデスーラも製作されているが、こちらも絵本が原作。絵本の方はザスーラのみ読んだことがあるが、ほのぼのとしたいいお話だがこれが映画になると壮大な話になる。脚本家というのはある意味大変な仕事だ。
ということで、本作はジュマンジというボードゲームの話。要するにサイコロを振って出た目だけ進んでゴールしたらジュマンジ!と叫ぶと上がりなのだが、各目でボードが指示するイベントが現実なのだ。こういう風に書くと凄い面白そうなボードゲームで我が家にも是非一つ、と思うわけだが、このイベントが凄まじい。大雨に台風に虫やハンター、動物の大行進まで登場して、町一つが滅茶苦茶に破壊されるイベントが連発する。やもするとこうしたCGを多用した派手なシーンが注目されがちだが、100年前にジュマンジが封印されたシーンから始まり、26年を経てジュマンジを上がり、そして現在へと繋がる壮大なストーリーでもある。
普段目にするボードゲームは何気ないものだが、アイデア一つでここまで卓越したストーリーに昇華させた原作と、派手な映像の中にもしっかりと兄妹愛や親の子を愛する気持ちなどのドラマを練り込み、芯のとおった脚本にした手腕が秀逸。ちなみに、ジョナサン・ハイドが二役を演じているのだけど、恥ずかしながら2回目に観て初めて気づきました。(SS)
製作: 1996年 アメリカ 104分
監督: ジョー・ジョンストン / Joe JOHNSTON
製作:
出演: ロビン・ウィリアムズ / Robin WILLIAMS, ジョナサン・ハイド / Jonathan HYDE, キルステン・ダンスト / Kirsten DUNST
ジャンル: ファンタジー, アドベンチャー
鑑賞方法: DVD
製作:
出演: ロビン・ウィリアムズ / Robin WILLIAMS, ジョナサン・ハイド / Jonathan HYDE, キルステン・ダンスト / Kirsten DUNST
ジャンル: ファンタジー, アドベンチャー
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