良く聞くが何故か見たことが無い映画。結構あると思うが私にとってブレードランナーはその一つ。調べるとバージョン違いや監督自身による再編集版など、公式には3バージョン有るとのこと。本作は発表から10年後の92年にリドリー・スコット自身が再編集した『完全版』なる作品。舞台は2019年。脱走した人造人間4体の捕獲を依頼されたブレードランナーことデッカードの追跡劇を描く。
近未来都市の映像は当時としては斬新な未来の都市像なのだろう。2012年に住む私が観ると、むしろ今から20年ほど前の都市の混沌とした映像とも取れ、日本風というかオリエンタルな背景や音楽がこれを更に助長する。ストーリーとしては至極単純なものなので、映像で勝負したのだろうが、全体的に暗く見終わった後どんよりした。夜見ると更にどんよりだろうな。
本作の出来とは関係ないが、1982年の公開から25年経った2007年にファイナル・カット版なる作品がリリースされた。監督の『これこそが本当にやりたかった事』も2回で限界かと思うが、3回目ともなるとそろそろ良いのではと思う。最初にやりたい事をやるのが本当だろうと。(SS)
製作: オリジナル: 1982年 アメリカ, 117分, 最終版: 1992年, 116分, ファイナルカット: 2007年, 117分
監督: リドリー・スコット / Ridley SCOTT
製作:
出演: ハリソン・フォード / Harrison FORD
ジャンル: SF, アクション
鑑賞方法: IMAGICA BS
製作:
出演: ハリソン・フォード / Harrison FORD
ジャンル: SF, アクション
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