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Tuesday, July 17, 2012

エグゼクティブ・デシジョン / Executive Decision



カート・ラッセル主演のハイジャックアクション。主演級の役を演じる俳優としてはスティーヴン・セガールも出演しているが、前半であっさり居なくなってポカーンとする。しかし、その後は観る者を全く飽きさせない展開が連続する。

アテネ発ワシントン行きの旅客機が毒ガス兵器を機内に持ち込んだテロリストによってハイジャックされた。ハイジャック犯は獄中の指導者たちの開放を要求。アメリカ政府は毒ガス兵器が首都ワシントンD.C.の上空で使用される事を避けるため、ハイジャック機を撃墜する決断の検討を開始する一方、軍の特殊部隊による、ハイジャック犯の制圧と乗客救助のために、空中からジャンボ機に舞台を送り込む作戦を決行する。

ストーリのほとんどは狭く暗い旅客機内で展開されるのだが、とにかく飽きさせない工夫で溢れ、アイデアがてんこ盛りの良質な脚本。空中でのジャンボ機への乗り込み、毒ガス兵器の解除、揺れる飛行機、客室の外で密かに活動する特殊部隊、キャビン・アテンダントのみならず乗客も巻き込んで、ハイジャック犯を追い詰めていく。しかもタイムリミット付き。最後の最後まで飽きずにテンポよく、ハラハラ・ドキドキ感を楽しめる上質な娯楽映画。ラストシーンはどこかの映画のエンディングと被っているような気がするが、ニヤリとさせるいい纏め方だと思う。(SS)


製作: 1996年 アメリカ 132分
監督: スチュアート・ベアード / Stuart BAIRD
製作: 
出演: カート・ラッセル / Kurt RUSSEL, スティーヴン・セガール / Steven SEGAL, ハル・ベリー / Halle BERRY, ジョン・レグイザモ / John LEGUIZAMO
ジャンル: サスペンス, アクション
鑑賞方法: DVD

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