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Sunday, January 13, 2013

スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ / The Ides of March



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監督ジョージ・クルーニー、製作総指揮レオナルド・ディカプリオというビッグネームだけでも話題十分の本作は、スーパー・チューズデーと呼ばれるアメリカ大統領予備選を舞台に描いた作品。見方によってはサスペンスという向きもあろうが、魑魅魍魎が跋扈する政治の世界に、理想を持って疾走する若き選挙スタッフ、大統領候補を担ぎあげる『選挙屋』にマスコミも絡めた、大統領選挙を闘う人々を描いたヒューマン・ドラマというところだろう。原題は『The Ides of March』。主演にライアン・ゴズリング、監督のジョージ・クルーニーが大統領候補のモリス役としても出演。

民主党予備選の最有力候補であるペンシルベニア州知事のマイク・モリス陣営は、多くの代議員確保がかかるオハイオ州予備選を目前に控えていた。モリス陣営の選挙を取り仕切るのは、ポール・ザラと若き広報官のスティーヴン・マイヤーズ。ポールは政策や理想よりも『選挙屋』として、モリスを如何に当選させるかに苦心していたが、スティーブンはモリスが掲げる理想を信じつつ、広報官として辣腕を振るっていた。そんなある日、スティーヴンはライバルの共和党陣営から引き抜きの依頼を受ける…。

この手のヒューマン・ドラマでは良くあるのだが、舞台としては別に大統領選挙でも社長候補戦でも良く、ストーリーとしては単純で深みは無い。がしかし、アメリカ大統領選挙予備選という、映画にするにはお誂え向きの舞台の上で大統領候補、選挙参謀とスタッフ、ライバル陣営にマスコミという泥臭い人間関係をテンポよく描いており、最後はそれなりに気持ちよく見終える事ができる。(SS)


製作: 2012年 アメリカ 101分
監督: ジョージ・クルーニー / George CLOONEY
製作: レオナルド・ディカプリオ / Leonard DiCAPRIO
出演: ライアン・ゴズリング / Ryan GOSLING, ジョージ・クルーニー / George CLOONEY, フィリップ・シーモア・ホフマン / Philip Seymour HOFFMAN, ポール・ジアマッティ / Paul GIAMATTI, マリサ・トメイ / Marisa TOMEI, ジェフリー・ライト / Jeffrey WRIGHT, エヴァン・レイチェル・ウッド / Evan Rachel WOOD
ジャンル: ドラマ, サスペンス
鑑賞方法: Blu-ray

Thursday, April 19, 2012

007 #21 カジノ・ロワイヤル / 007 #21 Casino Royle

★★★★☆

ダニエル・クレイグを6代目ジェームス・ボンドに据えた第1作目は007シリーズ通算21作目。本作では若き日のジェームス・ボンドが"00 (ダブルオー)"に昇格してからの活躍を描く。敵に撒かれたり、尾行してたつもりが背後を突かれたりとまだまだ青二才のボンドだが、前作までのピアース・ブロスナンや名優達が演じる過去の007とは一転して肉体派・胸毛無し・生傷だらけのボンドをダニエル・クレイグがしっかりと演じている。このダニエル・クレイグって男。最初はイマイチと思ったが見始めると結構格好良く見えてくる。

ボンドガールはフランス人顔のエヴァ・グリーン。作中で目回りメークが薄い彼女が映るシーンがあるが、個人的には濃いメークアップよりもそっちの顔の方が好き。ちなみに彼女は本当にフランス人だが、フランス語訛りを感じさせない英語が美しく、作中初登場のシーンにてボンドとの会話は本作でも秀逸のシーン。同じ会話でもタランティーノ作品のムダ話とは品が違う。ってか、あれはあれで大好きなんだけど。

ダブルオーになった後の初のミッションで見せるアクションの連続は圧巻。青い目のダニエル・クレイグには過去のジェームス・ボンドには無かった強靭で美しい肉体がある。もちろんアクションだけではなく、しっとりさせるシーンや、ニヤリとさせるジョークも小気味良く織り交ぜられた秀逸な作品。最後のセリフは無理矢理ぶっ込んだ感が否めないが、まぁお約束というところで。(SS)


製作: 2006年 イギリス 144分
監督:  マーティン・キャンベル / Martin CAMPBEL
製作: カラム・マクドゥガル / Callum McDOUGALL
出演: ダニエル・クレイグ / Daniel CRAIG, エヴァ・グリーン / Eva GREEN, ジュディ・デンチ / Judi DENCH, ジェフリー・ライト / Jeffrey WRIGHT
ジャンル: アクション, スパイ, サスペンス, 007
鑑賞方法: DVD, ブルーレイ


 

Wednesday, April 18, 2012

007 #22 慰めの報酬 / 007 #22 Quantum of Solace

★★★☆☆

007は女王陛下のスパイなのか単なる人殺しなのか?。暴力と殺戮の嵐は前作とは比べ物にならない。007シリーズらしからぬジョークや遊び心も少ないストーリー。少々やり過ぎ感もあるが、前作で負ったキズが癒えない若きジェームス・ボンドの心象を代弁しているのだろう。しかし、本当は情報を聞き出さないと行けないのに、面と向かった瞬間に格闘スタート→相手が死亡ってなシーンが多い。本作品だけで一体何人逝ったことか。

ダニエル・クレイグが主演となってからの007シリーズは、これまでとは全く趣を変えてきた。前作もそうだが爆発するペンだとか、ワイヤーが仕込まれた腕時計だとかそんな感じの「スパイ小道具」は無し。とにかく肉体を駆使して暴れまくるのだがそのアクションシーンは見ていて爽快感がある。そしてラストシーンでは、一皮剥けた007がさらりと表現されている。

ダニエル・クレイグの007を2作品見た今改めて思うのは、彼の演じる最新のジェームス・ボンドが最高のジェームス・ボンドになりつつある、ということだ。(SS)


製作: 2009年 イギリス 106分
監督: マーク・フォースター / Marc FORSTER
製作: カラム・マクドゥガル / Callum McDOUGALL
出演: ダニエル・クレイグ / Daniel CRAIG, オルガ・キュリレンコ / Olga KURYLENKO, ジュディ・デンチ / Judi DENCH, ジェフリー・ライト / Jeffrey WRIGHT
ジャンル: アクション, スパイ, サスペンス, 007
鑑賞方法: ブルーレイ