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Sunday, February 10, 2013

ラスベガスをぶっつぶせ / 21



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『カード・カウンティング』と呼ばれるブラックジャックの必勝法を研究してラスベガスで大金を手にした、マチューセッツ工科大学(MIT)の大学生・卒業生による『MITブラックジャック・チーム』の実話を元にした小説を映画化。主演はジム・スタージェス。ヒロインにケイト・ボスワース。オスカー俳優のケヴィン・スペイシーが出演兼製作として名を連ねる。原題の『21』とはブラック・ジャックの通称から。

MIT卒業間近の学生ベンは、成績優秀で親友とコンテスト用のロボットの研究をし、誕生日には男友達だけでお祝いをする冴えない学生。そんなある日、ベンはミッキー・ローザという教授にブラックジャック必勝チームへの参加を誘われる。一度は断ったベンだが、卒業後に進学する予定の、ハーバード大学医学部学費の目処が全く無かったこともあり参加を決意する。ブラック・ジャック必勝法である『カード・カウンティング』を身に付けたベンは、ローザ教授に天才と言わせるほどの天賦の才能で、週末のラスベガスで大金を稼いでいく。しかし、大金を手にしラスベガスでの派手な生活に慣れてしまい、ボストンでの地味な学生生活は余りにもつまらなく身が入らない。そして、ふとした失敗が原因でロボットコンテストチームから追い出されてしまう。そんな週末にいつものようにラスベガスに来たベンは、気落ちしたせいからかとんでもないミスを犯してしまう。…。

面白そうなテーマを持つストーリーだが、出来上がった映画はそうでもない。『カード・カウンティング』に関する説明も詳しいし、ラスベガスでの実践風景もテンポが良いし、キャスティングもピッタリ。でも何か足りない。ラスベガスでの稼ぎ額といい、カジノ側がベンをカタに嵌めるシーンといい、極限に振らない中途半端なところが本作の物足りなさだろうか。ただ、最後はアメリカ映画らしく、皆がハッピエンドで終わる結末で気持よく見終える事ができた。(SS)


製作: 2008年 アメリカ 122分
監督: ロバート・ルケティック / Robert LUKETIC
製作: ケヴィン・スペイシー / Kevin SPACEY
出演: ジム・スタージェス / Jim STURGESS, ケイト・ボスワース / Kate BOSWORTH, ローレンス・フィッシュバーン / Laurence FISHBURNE, ケヴィン・スペイシー / Kevin SPACEY
ジャンル: ドラマ
鑑賞方法: Blu-ray

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