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Monday, October 1, 2012

ネバー・サレンダー 肉弾凶器 / The Marine



ジョン・シナと言えば、WWEの人気レスラー。で、WWEのレスラーで映画に出ている奴といえばザ・ロックだが、シナもこの路線に乗せようとWWEが画策しているようで、本作はその1作目。考えてみれば、WWEの興行自体がプロレスというよりも、ストーリーに乗って肉体を駆使した演技を演じる役者をやっているようなものだから、映画に出演するのも自然な流れかもしれない。

邦題が意味不明なのだが、ストーリーとしては元海兵隊員の主人公が、誘拐された妻を取り戻すために巨悪に戦いを挑むというもの。悪玉の親分にターミネーター2やXファイルでお馴染みのロバート・パトリックを起用している。ロバート・パトリックは演技力も素晴らしく、善も悪も演じられる良い役者だと思うのだが、こういうB級映画の脇役で出ているということは作品に恵まれないのか、マネージメントが悪いのか。

この手のストーリーで巨人的な作品といえばシュワルツネッガー主演の「コマンドー」が金字塔的作品として挙げられるが、これには及ばないとしても、シナの肉体はやはり現役レスラーだけあって素晴らしい。シュワルツネッガーに匹敵する肉体でかつ、動きが俊敏。そして、爆発だろうが車に引かれようが死なないのも良い所。最後はお約束のハッピーエンドで締めると書いても、それはネタバレではなくこの手の作品の既定路線という事でかご容赦願いたし。気軽な気持ちで観ればそれなりに楽しめるストレス発散映画。(SS)



製作: 2007年 アメリカ 92分
監督: ジョン・ボニート / John BONITO
製作: 
出演: ジョン・シナ / John CENA, ロバート・パトリック / Robert PATRICK, ケリー・カールソン / Kelly CARLSON, 
ジャンル: アクション
鑑賞方法: Movie Plus

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