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Friday, January 18, 2013

難波金融伝ミナミの帝王 #49 仮面の女 / The King of Minami #49



2003年製作のシリーズ第49作目。しかし、現実はさておき、作中でトイチの萬田銀行へ借金の無心へ来る人が良く来るものだと思う。舎弟の公平に探偵の翔子、ヤーさんの沢木組一家はいつものとおり。他では、債務者の鉄工所社長に河原崎健三、経営コンサルタントと称する詐欺師に夏樹陽子。常連の端役では井上茂、宇野ポテトに下元年世、ヤクザ役が多い河本タダオなど。なお、エンドクレジットでは夏樹陽子の七変化的な映像が出てくるのだが、彼女に対する何らかのサービスだろうか。

今回のテーマは手形詐欺。とある病院の理事長選挙に使う実弾として経営コンサルタントと称する女に2000万ほど預けると、当選した暁には3000万で返ってくるという余りにもうまい話。普通に考えてみればこんな儲け話に乗る訳が無いのだが、金を預かる詐欺師の女が3000万の手形を振り出すため、欲の皮が突っ張った連中はこぞって2000万を預けてしまうのだが、その手形は偽名で振り出されている上に、女は姿を消してしまう…。

最後のキリ取りでは、詐欺師を目の前にして『詐欺師の上前ハネるんがミナミの萬田や』と言い放ち、久々の常套文句『善意の第三者』を持ちだして、恐らくシリーズ最高キリ取り金額と成る3億5千万を回収することに。カタに嵌められた詐欺師を演じるのは夏樹陽子だが、詐欺師の顔と普段の顔のギャップをキッチリと演じており流石はプロだなと感心した次第。銀ちゃんの愛車SLは変わらず。翔子の愛車は再びBMWのZ3だが濃い緑色の別の車『なにわ300か68-09』(SS)


製作: 2003年 日本83分
監督: 萩庭貞明 / Sadaaki HAGINIWA
出演: 竹内力 / Riki TAKEUCHI, 山本太郎 / Taro YAMAMOTO, 川島なお美 / Naomi KAWASHIMA, 結城哲也 / Tetsuya YUKI, 天田益男 / Masuo AMADA, 井上茂 / Shigeru INOUE, 宇野ポテト / Potato UNO, 河原崎健三 / Kenzo KAWARAZAKI, 里見まさと / Masato SATOMI, 影山英俊 / Hidetoshi KAGEYAMA, 中山美保 / Miho NAKAYAMA, 河本タダオ / Tadao KOMOTO, 野崎かずみ / Kazumi NOZAKI, 麻生えりか / Erika ASO, 木村栄 / Sakae KIMURA, 夏樹陽子 / Yoko NATSUKI, 下元年世
ジャンル: ドラマ
鑑賞方法: DVD

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